ヨコハマ・ヒーリング・デンタル

ホメオパシー的歯科とは

理念

患者さんお一人お一人の心身全体を受けとめ、

根本的に治癒すべきものは何かを常に念頭におき、

自然治癒力を呼び起こし、

速やかで、穏やかで、永続的な治癒をもって、

歯を入口として心身全体がより幸せに向かうことを目指します。

 

ホメオパシー的とは?

最近では少しずつホメオパシーという言葉が知られるようになり、ホメオパシーのいわゆるお薬であるレメディも街中で見られるようになってきました。ですがホメオパシーは、ただ単にレメディを飲むことを言うのではありません。

ではホメオパシーとはいったい何なのでしょうか。この問いは、臨床でずっと問いつづけていくものだと思いますが、今のところ上の理念で目指すことがまさにホメオパシーだと考えています。

ここでは特に「症状」という側面から、どのように症状を捉えてどのような治癒を目指すのかというところから、ホメオパシーについてもう少し詳しくご説明したいと思います。

「何か解決しなければならない問題がありますよ」
心身の不調和を、ありのまま表現しているのが症状です

私たちには「生命(いのち)の力」というものが備わっています。生きとし生けるものすべてを、単なる物質ではなくて生命あるものにしているような力を、ホメオパシーではヴァイタル・フォース(Vital Force)と呼びます。

そして生きていくなかで、われわれの健康な状態をかき乱すものを、ディスターバンス(Disturbance)と言います。disturbは英語で、かき乱す・障害するという意味で、いわゆる病原菌や、いやな出来事や傷つく言葉など、健康健全な状態をかき乱すさまざまなものがこれにあたります。

われわれのヴァイタル・フォースは、健康健全な状態を何とか守ろうとして、そういうディスターバンスをできるだけ内側に入れず外へ押し出そうとします。それが「症状」です。

症状について、池のたとえから、少し詳しく説明してみましょう。

静かな池をイメージしてみてください。そこに石が落ちたとします。そうすると波ができます。このとき、静かな池の水面がヴァイタル・フォースです。そして石がディスターバンスです。そして起こった波が症状です。

図解:波は静かな水面にどんな石がどんな風に落ちたかをありのまま表現します

波は、静かな水面に、どんな石がどんな風に落ちたかを、ありのまま表現します。小さな石がポチョンと落ちると小さな波が、大きな石がドカーンと落ちると、そのような大きな波が起こります。つまり症状は、ヴァイタル・フォースに、どんなディスターバンスが入ってきたかということをありのままに表現してくれている。症状は、ヴァイタル・フォースの表現である。これが症状の一つ目の意味です。

そして同時に、波が起こることによって波が石のエネルギーを外に出していってくれて、水面はだんだんと静まってゆきます。つまり波が起こることでディスターバンスのエネルギーを解放して、水面をその本来の静かな健康な状態に戻してくれます。これが症状の二つ目の意味で、症状それ自体が治癒の方法であり過程なのです。

単なる鎮痛や部分的・表面的な治療でなく、
根本的なところから問題を解決していく

症状の意味について根本的なところからよく考えることが、臨床では本当に大切になってきます。なぜなら症状をどう捉えるかによって、治癒に向けた第一歩が、決定的に間違った方向になり得るからです。

特に、「症状が表現である」という一つ目の意味をよく考えることが、本当に大切です。

「何らか心身に解決しなければならない問題がありますよ」と、ありのまま表現しているのが症状です。そしてその知らせ方、表現の仕方は必ず、痛みを代表とする「苦しみ」です。ここでわれわれはどうしても、苦しいものを抑圧して感じないようにしたいという誘惑にかられてしまいます。人情としてよくわかりますし、痛みを除くことがまず必要な場合もあります。ですが単なる鎮痛や部分的・表面的なつじつま合わせでは、根本の問題が解決されていないので、また同じことで苦しまざるを得ません。

ですから症状の声にしっかり耳を傾けて、何が真に癒されるべきかを常に考えながら根本的なところから問題を解決していくことが、治癒への唯一の道です。そして根本的な問題が癒され、その結果として表現する必要がなくなるので症状も自然となくなってゆく。そのような自然の道理にそったやり方が、ホメオパシー的と言えます。当院では、このホメオパシーの哲学を尊重し、歯を入口として心身全体の根本的な治癒を実現する「ホメオパシー的歯科」を目指してゆきたいと考えています。

目次