ヨコハマ・ヒーリング・デンタル

歯科とホメオパシー ホメオパシー的視点 3

今回は口腔内に表れる症状について考えていきたいと思います。

口は身体を映す鏡のようです。東洋医学でも舌診といって舌の状態を重視するように、さまざまな情報が表出してきます。一般的には症状に対して治療が行われますが、なぜそれに至ったかなどと哲学的に考えることはまずありませんし、ナンセンスだとさえ思われています。はたして本当にそうでしょうか。

口の中にできた口内炎が前日の甘いものの食べ過ぎが原因であればそれを反省し、2、3日控えることが真の治療でしょうし、こころの悩みから発症している場合にはその悩みを解決することしか真の治癒は得られないはずです。

しかし幸か不幸か、現代医学には真の原因の如何にかかわらず、症状を緩和する様々な術があります。そして頭痛がするとすぐ鎮痛剤を飲むように「手軽に」症状をとることだけを考えてしまいます。が、そんなことを繰り返していると大変なことになる場合があるということもしらなければなりません。かといって真の原因を探ることはとても難しく不可能な場合も多いです。

つらい症状を一時的に緩和することは必要なことです。ここで問題なのは手軽に問題を解決しようとしてしまうことです。つらい症状を一時的に緩和することは必要なことです。ここで問題なのは手軽に問題を解決しようとしてしまう私達の「心の弱さ」にあると思うのです。

悩みを克服するのは悩みに向かっていくほかなく、症状を解決するには症状と対峙するほかありません。現代医学に欠如したこの哲学こそ今の私達に必要なのだと痛切に感じています。そしてホメオパシーはその哲学の上に立脚しており、様々な状況でその威力を発揮するはずです。皆さんも口の中に何かできたら治療する前に昨日のことをしっかり思い出してみましょう。


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