ヨコハマ・ヒーリング・デンタル

歯科とホメオパシー ホメオパシー的視点 2

ひとつの症状を別の視点でとらえると思いもかけないことを発見することがあります。

先日友人の開催する整体の体験セミナーに参加したのですが、そこでいただいたパンフレットに骨格のゆがみの関連は最終的に噛み合わせでバランスをとっているとの記述がありました。

それは身体は骨格がゆがむとそのつらさを逃がすために歯をわずかに動かすということでした。これを読んで深く共感するとともに「ものの道理」とはあらゆることに繋がるものだと感じました。

日々患者さんの噛み合わせの変化を観察していると前途のように考えないと辻褄が合わない場面に何度も遭遇します。そこでうっかり歯を調整してしまうとなかなか状態が改善されないのです。

今目の前に起こっている現象が何を意味し、身体は何を訴えているのかをしっかり受け止めることが大切なのですが、現実問題としても困難です。それは医学の発達により画像やデータがクリアに提示されることで、逆にその裏に隠れている本質にはどうしても目がいかなくなってしまうからです。

ホメオパシーの基本である「裁かない暖かい眼差し」という姿勢は、この物事の背後に存在する本質を洞察するのに不可欠です。そしてそれは歯科治療という、限られた場所(口の中)でものごとを判断してしまう可能性の高い分野でいっそう必要になってくるのだと最近とくに感じています。木を見て森を見ずということにならないために。


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